人生初めての入院

すでに退院しましたが・・・。

病名は発作性良性頭位性目眩 だと思います。 入院したのが脳神経外科だったので「脳の異常は認められませんでしたから、たぶんそれでしょう。また同じようなことが起きたら耳鼻科に行ってください」と言われました。

ネットで調べましたが原因不明。

耳石の情報(平衡感覚)が脳に行くときにたぶん間違ってバイパスのようなところを通り誤って処理されるのではないかと想像しています。耳石が三半規管に飛び込むという仮説もありますが、動いていないときにでも突然起こりますのでそれではないでしょう。

私の場合はコンピュータの画面を見ているときに突然来ました。

病院に着くまでに一度吐きましたし、病院でも二度ほど吐きました。とにかくぐったり。入院の翌日には元気になって歩いていましたので速く退院したいとお医者さんにお願いしました。

人生初めての入院でいろいろと勉強になりました。脳関係、血管関係の検査は全部してもらいました。

今後の人生のこと。健康のこと、家族のこと。さまざまな事を考えました。

特に「来たことから逃げないこと」を強くメッセージとして受け取りました。また家族、特に息子に対する感謝が足りないのを感じました。今回は何から何まで息子には世話になりました。ありがたいことです。

入院検査費用の50000円は痛かったけれど、それ以上の得るものがありました。むしろラッキーです。未だしばらくはフラフラするようなので適当にやります。

目眩はその後収まり、ほとんど感じなくなりました。でも時々フラフラッとします。三半規管にバグが残っているようです。回転性の目眩におそわれているときには「無限ループ」に嵌ってしまったかのようでした。耳石の動きで平衡感覚を脳に情報を送るのだと思うのだが、その情報が誤って送られていくのだと感じる。体には平衡感覚があるのだが、目の平衡感覚とずれがある感じ。

今回はコンピュータを操作中に発症しているので目の平衡感覚と耳石からの平衡感覚がズレて「無限ループ」を創り出したのだと思っています。

それにしても体は良くできていると感心。こんなに小さなバグが起きても暮らせなくなるくらいに精度が高いということではないか。逆に、かなりの程度の許容量もあり、腐った食べ物を食べても腹はこわさないし、内臓は粛々と作業して仕事をこなしていきます。寝ないで動いてもなんとか持つし、たくさん寝ることもできます。

ホントにこれがDNAで規定されただけの仕組みで動くものなのだろうか? ものすごく少ない定義でこんなに複雑な仕事をこなせるものなのだろうか?定量的に考えていないのでいい加減な話になるが、感心することがたくさんあります。

一方「病気はメッセージである」と考えれば、この度の目眩は正にメッセージの固まりで、家族のこと、仕事のこと、体のこと、宇宙からの情報の受け取り方までさまざまに感じることがありました。入院はとてもとても必要でためになりました。この気持ちやら、受け取った感覚(メッセージ)をことばにしていく作業も必要だなと思っています。これから時々書き留めていこうと・・・。

少し肩の力が抜けてより振動波の高い絵が描けそうな気がします。