色弱の子を持つすべての人へ 20人にひとりの遺伝子

というタイトルの本が発売される予定。

その原稿を書き続けている。

これは結構厳しい仕事だということに今ごろ気がついた。長い本でもないので簡単に考えていたけれど「読む人の気持ち」を考えるとどこまで気を遣えばよいのかが分からなくなってくる。どこまでも親切に書きたいけれど、それでは読む人にとってはうるさい話だろう。ちょうど良い塩梅、案配、按配があるらしい。

何度か書いていると「うん。こんな感じで良いんじゃない」という雰囲気になる。それまでがなかなかたどり着けない。自我と欲をできるだけ捨ててひたすら「読む人の幸せのために」と思って書いています。押しつけにならないように、簡単すぎないように、うるさくないように。同情を買おうと感じられないように。ひたすら淡々と全力で手を抜かずに肩の力を抜いて謙虚に素直にできることから1つずつ。そして「楽しく」ね。

発売予定は北海道CUDOのイベントに合わせて11月6日
 予価1500円
北海道新聞社より出版です。

またご報告します